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診療方針

当院の診療方針

こころの診療はその背景によりゴールは様々です。

いわゆる適応障害をはじめとした、「悩める健康人」としての現代型のストレス関連疾患は、その背景を考慮しつつもご自身を見つめなおし、その状況にあわせた生活の立て直しが必要となります。医療としてお手伝いしつつも、すべてがクリニックで行われる診療行為のみでは解決できないこともあります。

これらのストレス関連疾患は、ご自身の辛さの軽減を短期的な目標にしつつも、一方で中長期的には現状を受け入れ、それとどのように付き合っていくかが重要と考えております。現実的なゴールとしてはそれらを見極め、「来院された方が『患者』でなくなり健康な社会人として、自分の問題に自分で対処出来る」生活を意識出来るようになればと考えております。

一方で内因性のうつ病や統合失調症など、中長期的な視点から薬物療法を中心として治療計画を立てていく必要がある疾患もあります。あくまで最小限の投薬で行いつつも、きめ細やかな診療によって適切に(時には薬物調節も考慮に入れながら)・継続的に行っていくことが重要と考えております。また福祉領域とも関連が深い疾患ですので、さまざまな助言指導を行いながら、より良い生活の維持が出来るように微力ながらサポートしていきたいと考えております。

1.個々の背景に考慮した対応を提供します。

「眠れない、落ち込む、不安がある」といった症状も、その背景は様々です。

人の心は十人十色とはよく言ったもので、同じ症状・辛さでも元の性格や環境などは個人によって大きく異なります。皆様のお話をじっくり聴かせていただきながら、個々にあったオーダーメイドの治療を提供させていただきます。

2.皆様の希望を考慮しつつも、専門家として「自分が受けてよかったと思える医療」を提案します。

皆様がお困りのことについて「気持ちが『早く』楽になりたい」「症状を治したい」「薬には頼りたくない」とそれぞれご希望があると思います。

当院では皆様の立場に寄り添い「自分が受けてよかったと思える医療」を提案していきます。客観性に基づき、医療の範囲内で何が出来るか、何が出来ないかをきちんとご説明し、ご納得頂いたうえで診療を行います。

3.適切な薬物療法を提供します。

心の診療において、薬物療法が必要な場合があります。

しかし薬物療法に対して不安をお持ちの方も多いと思います。特に昨今の多剤併用療法に関しては賛否が問われております。当院では「(現代の精神医療において)薬を減らせることができるのが良医の条件の一つである」をモットーにしつつ、最新の知見に基づきながら適切な薬物療法を提供していきます。